2006年09月20日
DNX10レビュー
ハイどうも、手首を故障したUntiqueです。
DNX10、打ちました。一応使って二試合中二勝です(^^;
OB会のU君も言っていましたが、「勝てるラケット」です。
といってもまぁウーファーラケットのような無駄なホールド感とか、O3ラケットのような圧倒的パワーはありません。
競技者向けラケットの「ここがこうだったらいいのになぁ」という微妙な部分をDNXという最新素材でカバーした印象。
やっと届いたボレーや押し込まれたリターンなども、ボールに想像以上の伸びが出てくれました。
とっても気に入りました、DNX10。
今日のうんちく
sportasticというラケットメーカーがある。
マニアック度★★★★★
DNX10、打ちました。一応使って二試合中二勝です(^^;
OB会のU君も言っていましたが、「勝てるラケット」です。
といってもまぁウーファーラケットのような無駄なホールド感とか、O3ラケットのような圧倒的パワーはありません。
競技者向けラケットの「ここがこうだったらいいのになぁ」という微妙な部分をDNXという最新素材でカバーした印象。
やっと届いたボレーや押し込まれたリターンなども、ボールに想像以上の伸びが出てくれました。
とっても気に入りました、DNX10。
今日のうんちく
sportasticというラケットメーカーがある。
マニアック度★★★★★
2006年09月17日
黄色いスゴいやつ、襲来。
ハイどうも、Untiqueです。
我が家に黄色くてスゴイ奴がやってきました。
DNX10MP 325です。
コートサイドさんでDNXラケットにもれなくトアルソンの新製品、アスタリスクがついてくるというキャンペーンがあり、フォルクル×トアルソン魅入られ購入。
(まぁ現行ラケットとの比較のためにガットは別のを張ってもらいましたが…)
で、壁打ちで現行ラケット(旧Tour10MP)と比較してみた結果…
1、スイートエリアは確実にDNXの方が広い
2、ボールの伸びもDNXに○
3、取り回しも若干DNXの方が軽い
4、打感はTourの方が気持ちいい
といった感じです。まぁ4は慣れの問題ですのでたいした障害じゃないですね。
19日にコートで打つ機会があります。
久しぶりのOB会ということもあり、今からウハウハです(笑
今日のうんちく
バボラの新開発した、握る部分の太い「スマートグリップ」は過去にもプロケネックスなどが採用していたのだが、不評のためラケットに標準装備はされなくなった技術である。
マニアック度★★★★☆
我が家に黄色くてスゴイ奴がやってきました。
DNX10MP 325です。
コートサイドさんでDNXラケットにもれなくトアルソンの新製品、アスタリスクがついてくるというキャンペーンがあり、フォルクル×トアルソン魅入られ購入。
(まぁ現行ラケットとの比較のためにガットは別のを張ってもらいましたが…)
で、壁打ちで現行ラケット(旧Tour10MP)と比較してみた結果…
1、スイートエリアは確実にDNXの方が広い
2、ボールの伸びもDNXに○
3、取り回しも若干DNXの方が軽い
4、打感はTourの方が気持ちいい
といった感じです。まぁ4は慣れの問題ですのでたいした障害じゃないですね。
19日にコートで打つ機会があります。
久しぶりのOB会ということもあり、今からウハウハです(笑
今日のうんちく
バボラの新開発した、握る部分の太い「スマートグリップ」は過去にもプロケネックスなどが採用していたのだが、不評のためラケットに標準装備はされなくなった技術である。
マニアック度★★★★☆
2006年08月27日
続々々・ラケットメーカーを考える
ハイどうも、バイトで死にかけているUntiqueです。
久々に、本当に久々にコメントをいただきました。やっぱりブログを続けていてよかったなとしみじみ思います。本当にありがとうございます。このような稚拙なブログですが、今後とも宜しくお願いいたしますm(_)m
さてさて、今回は二つの国産メーカーをあげていこうかと思います。
まずはリクエストのあったブリジストン。頑張れ日本産業、と言いたいメーカーです。
ここ数年はいまいちピンとこないラケットが多かったのですが、X-BLADEシリーズは違いました。「回転とスピードの両立したボール、エッグボールを打てる」というのがコンセプトですが、ラケット自体の回転性能ではなく、SWを調整することでスウィングスピードをUP⇒回転・スピード共にUP、というふうにしたのは評価できると思います。(ただ、その分フレームは厚めなので、タッチ系のボレーヤーの評価は分かれるようです。)フォルクル的な作りの上手さを持っているので、もっと世界進出してほしいと思います。
次にヨネックス。国内版ウィルソンみたいな印象。(副業?を持っていますし、ラケット以外になんでも作っています。)
まずヨネックスといえば四角いフェイスのアイソメトリック形状。この形状の特徴は…
・スイートエリアが広く、いいボールがいきやすい。
・その反面、スイートスポットがぼやけていて、会心の一球は打ちづらい。
つまり、タッチとか絶妙なコントロール云々ではなく、とりあえずパワーのあるボールをミスなく供給したいプレーヤーに向き。(ある意味今風?)そのせいか、ヨネックスでプレーしていたナブラチロワやクライチェクといったサーブ&ボレーヤーは、タッチ派というよりは伸びのあるボレーを武器にしていました。
次はフィッシャーでも…
今日のうんちく
最近引退を発表した浅越しのぶ選手いはく、
「本当にキツいトレーニングやると
血尿出そうになる」らしい
…失礼(^^;
マニアック度★★★★☆
久々に、本当に久々にコメントをいただきました。やっぱりブログを続けていてよかったなとしみじみ思います。本当にありがとうございます。このような稚拙なブログですが、今後とも宜しくお願いいたしますm(_)m
さてさて、今回は二つの国産メーカーをあげていこうかと思います。
まずはリクエストのあったブリジストン。頑張れ日本産業、と言いたいメーカーです。
ここ数年はいまいちピンとこないラケットが多かったのですが、X-BLADEシリーズは違いました。「回転とスピードの両立したボール、エッグボールを打てる」というのがコンセプトですが、ラケット自体の回転性能ではなく、SWを調整することでスウィングスピードをUP⇒回転・スピード共にUP、というふうにしたのは評価できると思います。(ただ、その分フレームは厚めなので、タッチ系のボレーヤーの評価は分かれるようです。)フォルクル的な作りの上手さを持っているので、もっと世界進出してほしいと思います。
次にヨネックス。国内版ウィルソンみたいな印象。(副業?を持っていますし、ラケット以外になんでも作っています。)
まずヨネックスといえば四角いフェイスのアイソメトリック形状。この形状の特徴は…
・スイートエリアが広く、いいボールがいきやすい。
・その反面、スイートスポットがぼやけていて、会心の一球は打ちづらい。
つまり、タッチとか絶妙なコントロール云々ではなく、とりあえずパワーのあるボールをミスなく供給したいプレーヤーに向き。(ある意味今風?)そのせいか、ヨネックスでプレーしていたナブラチロワやクライチェクといったサーブ&ボレーヤーは、タッチ派というよりは伸びのあるボレーを武器にしていました。
次はフィッシャーでも…
今日のうんちく
最近引退を発表した浅越しのぶ選手いはく、
「本当にキツいトレーニングやると
血尿出そうになる」らしい
…失礼(^^;
マニアック度★★★★☆
2006年08月19日
ラケットメーカーを考える
ハイどうも、お盆中も家にお留守番のUntiqueです。(バイトです)
今回は、メジャーなラケットメーカーのUntique的イメージを列挙してみました。
まずはウィルソン。
一言で言うなら「巨星」。
基本的にどのラケットもカチッとした打球感ですが、プロスタッフシリーズはその中にも柔らかな余韻があり、タッチの良さが特徴。かといってエントリーモデルに消極的なワケではなく、トライアドやパワーホールなど、快適性も重要視しているため、ラインナップに隙がないのがスゴい。その商品企画力は凄まじく、プレーヤーの微妙なツボをつく商品が次々と生まれ、成功策となるあたりは、さすがにさすが。
次はプリンス。
いわずと知れたラケット界の「革命児」ですね。
様々なテクノロジーをラケットに次々と搭載しており、その恩恵を受けてきたエントリーシリーズは、どの時代も世間のおば様方には大人気。ただし失敗作もかなり多いのが気になるところ…競技者ラケットは有名どころとしてグラファイトがあるが、初代からあまり進化しておらず(というか、進化させた作品が現代まで残っていない。)またシリーズとしてのバリエーションが殆どないのが残念。
そして今日の最後はヘッド。
なんでもできる「優等生」といった感じ。
競技者ラケットにプレステージとラジカルというタイプの違う二種類のラインがあるのは評価できるし、新しいテクノロジーや素材にも積極的。ただ、ラケット名に数字が付くのと付かないのがあり、ちょっと覚えづらい感があるかもしれません。あと、どことなく海外モノっぽいカタログにも馴染めない人も多いでしょう。そして何より問題なのは、ラケットの全工程を自社工場で行っているので、ものすごくクレーム商品が多い点。またそれも海外モノっぽいといえばそうですが…(^^;
今日のうんちく
近年、質の高いことで有名なローランギャロスの土産の質が落ちているらしい。(財政難から)
★★★☆☆
今回は、メジャーなラケットメーカーのUntique的イメージを列挙してみました。
まずはウィルソン。
一言で言うなら「巨星」。
基本的にどのラケットもカチッとした打球感ですが、プロスタッフシリーズはその中にも柔らかな余韻があり、タッチの良さが特徴。かといってエントリーモデルに消極的なワケではなく、トライアドやパワーホールなど、快適性も重要視しているため、ラインナップに隙がないのがスゴい。その商品企画力は凄まじく、プレーヤーの微妙なツボをつく商品が次々と生まれ、成功策となるあたりは、さすがにさすが。
次はプリンス。
いわずと知れたラケット界の「革命児」ですね。
様々なテクノロジーをラケットに次々と搭載しており、その恩恵を受けてきたエントリーシリーズは、どの時代も世間のおば様方には大人気。ただし失敗作もかなり多いのが気になるところ…競技者ラケットは有名どころとしてグラファイトがあるが、初代からあまり進化しておらず(というか、進化させた作品が現代まで残っていない。)またシリーズとしてのバリエーションが殆どないのが残念。
そして今日の最後はヘッド。
なんでもできる「優等生」といった感じ。
競技者ラケットにプレステージとラジカルというタイプの違う二種類のラインがあるのは評価できるし、新しいテクノロジーや素材にも積極的。ただ、ラケット名に数字が付くのと付かないのがあり、ちょっと覚えづらい感があるかもしれません。あと、どことなく海外モノっぽいカタログにも馴染めない人も多いでしょう。そして何より問題なのは、ラケットの全工程を自社工場で行っているので、ものすごくクレーム商品が多い点。またそれも海外モノっぽいといえばそうですが…(^^;
今日のうんちく
近年、質の高いことで有名なローランギャロスの土産の質が落ちているらしい。(財政難から)
★★★☆☆
2006年08月01日
テクノロジーとラケット作り
ハイどうも、
ブログの更新頻度は問題じゃない。ようは中身だ。
ーと、開き直っているUntiqueです。
(本当にみなさんのコメントには励まされます。直接コメントに返信もできずに申し訳ないですm(_)m)
しかしあれですな、365のログインシステムどうにかならないんでしょうか…(-"-;)
今日これから書く内容、実は昨日も書きまして…f^_^;で、投稿したと思ったらセッションがタイムアウト?か何かで投稿されず…バックアップもないためその日中の更新は挫折しましたm(_)m
今日の話題は、テクノロジーとラケット作りについて、です。
久しぶりにまともな(テニス中毒者っぽい)内容。
最近のラケットにはなんかしらの最新技術(機能)を盛り込むのが一般的になってきてますよね。
そのせいか一部の人はテクノロジー=良いものとして考えがちですが、テクノロジーもピンキリです。
例えば、一昔前に流行ったボロンはラケットの素材として使うには硬すぎ(もろすぎ)たというのは割と有名な話。
最近では、プリンスのモアフレーム。薄いフレームを二枚生成し、プリンス独自の方法で接合することにより、高剛性・高耐久・グロメットレスを実現する、当時としては最先端の技術でした。(余談ですが、二枚の激薄フレームを接合してグロメットレスラケットを作るという製法はかねてから存在していたそうです。ただそれだけではどうしても接合部が弱く、低剛性のラケットしか作れなかったらしいのです。プリンスで画期的だったのは正しくはこの製法(つまりモアテクノロジー)ではなくその接合法であったわけです。) これは当初、エンジョイ派ラケットに大きなメリットをもたらしました。
例えば…
1,構造的に捻れに強いため、ある程度軽く柔らかく(ないしはスイングスウェートを小さく)作ってもパワーを維持できた。また、スイートエリアも拡大した。
2,二枚の激薄フレームを完成させてから張り合わせるため、ウィルソンのビッグホールやフォルクルのビッググロメットのような、フレームの強度を大きく落としてしまう機能を、殆ど強度を落とすことなく搭載できた。(強度を気にすることなく搭載できた。)
3,グロメットレスのフレームは、ガットの可動域が広がるためパフォーマンスが向上し、スイートエリアも拡大した。
などなど。
発売当初はラインナップもエンジョイ派ラケットのみだったのですが、好評の波に乗りプリンスはその後競技派ラケットをモアシリーズで展開し始めました。
しかし競技派ラケットに求められるのは基本的に、コントロール性、打球情報(タッチ)、ホールド感です。モアフレームはこれらの性能にはあまり貢献できなかった上、高剛性ゆえの手応えの硬さ、打球感のぼんやり感を生んでしまったのでした。
その後O3という、ガットの可動域を広げ、フレームにかかる空気抵抗を減少させる画期的な技術により、モアシリーズは活躍の場を取り戻したのですが、実はこんな遍歴があったのです。
テクノロジーもピンキリ。というか、全てのラケット(ないしはプレーヤー)にプラスに働くテクノロジーはないんです。
お手元にあるハイテクラケットは、開発者がテクノロジーをなんとか高性能に結び付けようと努力した、その結晶。
そう考えると、世界的ベストセラー、バボラ・ピュアドライブの開発者は、ノーベル賞の一つや二つぐらい軽くもらっちゃってもいい気がしますが…
今日のうんちく
T.デントがコートで偶然出くわした子供(5歳児ぐらい?)と試合をし、幼さを感じさせるフォームから繰り出されるボールに苦労しながらも、とりあえずひやひやものの勝利を手にする。
しかしその子供を迎えに来た両親はなんとA.アガシとS.グラフ夫妻だった。
―と、いうCMがある。
マニアック度★★★☆☆
ブログの更新頻度は問題じゃない。ようは中身だ。
ーと、開き直っているUntiqueです。
(本当にみなさんのコメントには励まされます。直接コメントに返信もできずに申し訳ないですm(_)m)
しかしあれですな、365のログインシステムどうにかならないんでしょうか…(-"-;)
今日これから書く内容、実は昨日も書きまして…f^_^;で、投稿したと思ったらセッションがタイムアウト?か何かで投稿されず…バックアップもないためその日中の更新は挫折しましたm(_)m
今日の話題は、テクノロジーとラケット作りについて、です。
久しぶりにまともな(テニス中毒者っぽい)内容。
最近のラケットにはなんかしらの最新技術(機能)を盛り込むのが一般的になってきてますよね。
そのせいか一部の人はテクノロジー=良いものとして考えがちですが、テクノロジーもピンキリです。
例えば、一昔前に流行ったボロンはラケットの素材として使うには硬すぎ(もろすぎ)たというのは割と有名な話。
最近では、プリンスのモアフレーム。薄いフレームを二枚生成し、プリンス独自の方法で接合することにより、高剛性・高耐久・グロメットレスを実現する、当時としては最先端の技術でした。(余談ですが、二枚の激薄フレームを接合してグロメットレスラケットを作るという製法はかねてから存在していたそうです。ただそれだけではどうしても接合部が弱く、低剛性のラケットしか作れなかったらしいのです。プリンスで画期的だったのは正しくはこの製法(つまりモアテクノロジー)ではなくその接合法であったわけです。) これは当初、エンジョイ派ラケットに大きなメリットをもたらしました。
例えば…
1,構造的に捻れに強いため、ある程度軽く柔らかく(ないしはスイングスウェートを小さく)作ってもパワーを維持できた。また、スイートエリアも拡大した。
2,二枚の激薄フレームを完成させてから張り合わせるため、ウィルソンのビッグホールやフォルクルのビッググロメットのような、フレームの強度を大きく落としてしまう機能を、殆ど強度を落とすことなく搭載できた。(強度を気にすることなく搭載できた。)
3,グロメットレスのフレームは、ガットの可動域が広がるためパフォーマンスが向上し、スイートエリアも拡大した。
などなど。
発売当初はラインナップもエンジョイ派ラケットのみだったのですが、好評の波に乗りプリンスはその後競技派ラケットをモアシリーズで展開し始めました。
しかし競技派ラケットに求められるのは基本的に、コントロール性、打球情報(タッチ)、ホールド感です。モアフレームはこれらの性能にはあまり貢献できなかった上、高剛性ゆえの手応えの硬さ、打球感のぼんやり感を生んでしまったのでした。
その後O3という、ガットの可動域を広げ、フレームにかかる空気抵抗を減少させる画期的な技術により、モアシリーズは活躍の場を取り戻したのですが、実はこんな遍歴があったのです。
テクノロジーもピンキリ。というか、全てのラケット(ないしはプレーヤー)にプラスに働くテクノロジーはないんです。
お手元にあるハイテクラケットは、開発者がテクノロジーをなんとか高性能に結び付けようと努力した、その結晶。
そう考えると、世界的ベストセラー、バボラ・ピュアドライブの開発者は、ノーベル賞の一つや二つぐらい軽くもらっちゃってもいい気がしますが…
今日のうんちく
T.デントがコートで偶然出くわした子供(5歳児ぐらい?)と試合をし、幼さを感じさせるフォームから繰り出されるボールに苦労しながらも、とりあえずひやひやものの勝利を手にする。
しかしその子供を迎えに来た両親はなんとA.アガシとS.グラフ夫妻だった。
―と、いうCMがある。
マニアック度★★★☆☆
2006年06月16日
訂正。
ハイどうも、Untiqueです。
全国のDNX9使用者の方(といっても少ないんでしょうけど…)
訂正いたします。DNX9、いいラケットです。
前回の試打会のとき、よくよく考えてみたらほぼラケットにはマルチが張ってあったのに、何故かフォルクルだけミクロスーパー。マルチよりモノの方が振動が響くのは当然ですよね(^^;
―で、今日は都内のあるショップの試打コーナーで現行ラケットの新作と比較してきました。(両方ともミクロスーパーを同じテンションで張ってあります。)
全然イケてましたDNX9。
スイートエリアは広いし、
Tour10MPより確実にボールスピードが出る。
ちょっと硬い感じもしましたが、それは柔らかさが売りのフォルクルの中での相対評価なので、
他メーカーに比べたらそこそこ柔らかい部類ぐらいになるかと思います。
Tour10MPより15gほど軽いので、実際にはグリップ部ないしはフレームサイドにおもりを入れて使用すると思います。
急に欲しくなりました、DNX9。
ちなみに、
コートサイドのレビュー
テニスマックスのレビュー
来月の15日にはまとまったお金が入ります。
買うぞDNX9!!
今日のうんちく
adidasの社名の由来は、創始者の愛称+名字。
アドルフ・ダスラー⇒アディ・ダスラー⇒アディダス
後にあいうえお作文的に
All day I dream about sports.
のスローガンを打ち出した。
全国のDNX9使用者の方(といっても少ないんでしょうけど…)
訂正いたします。DNX9、いいラケットです。
前回の試打会のとき、よくよく考えてみたらほぼラケットにはマルチが張ってあったのに、何故かフォルクルだけミクロスーパー。マルチよりモノの方が振動が響くのは当然ですよね(^^;
―で、今日は都内のあるショップの試打コーナーで現行ラケットの新作と比較してきました。(両方ともミクロスーパーを同じテンションで張ってあります。)
全然イケてましたDNX9。
スイートエリアは広いし、
Tour10MPより確実にボールスピードが出る。
ちょっと硬い感じもしましたが、それは柔らかさが売りのフォルクルの中での相対評価なので、
他メーカーに比べたらそこそこ柔らかい部類ぐらいになるかと思います。
Tour10MPより15gほど軽いので、実際にはグリップ部ないしはフレームサイドにおもりを入れて使用すると思います。
急に欲しくなりました、DNX9。
ちなみに、
コートサイドのレビュー
テニスマックスのレビュー
来月の15日にはまとまったお金が入ります。
買うぞDNX9!!
今日のうんちく
adidasの社名の由来は、創始者の愛称+名字。
アドルフ・ダスラー⇒アディ・ダスラー⇒アディダス
後にあいうえお作文的に
All day I dream about sports.
のスローガンを打ち出した。
2006年06月07日
試打会
ハイどうも、Untiqueです。
今回は、ちょっと前に週の初めは筋肉痛の方で連れて行ってもらった試打会のレポートをしようと思います。
私が今のところターゲットにしているのは
バリバリの上級者モデルではなく、
かといってコントロールに甘さがない、
そんなラケットです。
お店側が用意してくれた中から選んだのは、とりあえずこの四本でした。
右からフォルクルDNX9、ウィルソンnBLADE98、ダンロップM-fil200+、プリンスDiabloXPMPです。
細かいインプレッション
◆DNX9◆
これはちょっと評価低いです。
まず、ヘッドが重たい。ボレーボレーではかなり気になるレベルです。
さらに振動の収まりの悪さ。響く、といえばいいのでしょうか、心地よくありません。(これはDNXなるナノカーボンの影響?だとすると、DNX10Heavyも期待できない…)
四本の中では一番コントロールがよかった気がしますが、ちょっとマイナス要素が多すぎました。
メーカー発表のスペック
フェイスサイズ 98平方インチ
長さ 27インチ
重量 310g
バランス 31.5cm
フレーム厚 21mm
ストリング 16×19
◆nBlade98◆
この四本の中で買うなら、きっとこれを選びます。
まず、打球音が心地いいです。振動はないのだけど、タッチや打ち応えはしっかりある。(新開発ナノフォームなる技術のおかげでしょうか…)
ややウーファーラケット的な、ラケットが勝手にボールをホールドする感じがありますが、タッチの良さを考えると全く気にならないレベル。
パワー、コントロールともにこのカテゴリーとしては予想以上によく、デザインも気に入ったのでほとんど文句はありません(笑)
メーカー発表のスペック
フェイスサイズ 98平方インチ
長さ 27.0
重量 304g
バランス 325mm
フレーム厚 21mm
ストリング 18×20
◆M-fil200+◆
ちょっと硬めの打球感ですが、ちゃんと柔らかい余韻もあり、ボレーのコントロールは四本の中では一番でした。
グリップ側に重さを感じられ、計ってみたら他三本よりSWは20も軽い。でもパワー不足ということもなく、サーブもいい感じで伸びていきます。
でも、実際に使うなら、フレームの3時9時の方向におもりを入れると思います。(SWが軽すぎるとスイングがばらつく上に、ボールをブロックしづらくなるので)
メーカー発表のスペック
フェース面積 97平方インチ
長さ 27インチ
平均重量 307g
バランス 310mm
厚み 20mm
ストリングパターン 16×19
◆DiabloXPMP◆
結構どこで打ってもいいボールが飛んでく印象を受けました。フレーム厚のおかげかしら…
高校生女子が多く使うような気がします。
見た目以上の飛び、面安定の良さからミスがでにくく、回転もかけやすい。
ブレード製法なので振動もなく、使う人にもよりますがパワーを求める競技者にはかなりイケてるラケットになるんじゃないでしょうか。
メーカー発表のスペッフェイスサイズ
97SQ.IN.
長さ 27.0インチ
重量 310g
バランス 315mm
フレーム厚 22.0mm
ストリング 16×20
本命はDNX9だったのですが、幻滅しました(^^;
どうやらナノカーボンの打球感は、ちょっと苦手みたいです…
2006年05月26日
いいラケットの条件
ハイどうも、Untiqueです。
久々にコラムを書いてみました。(明日から中間テストなのにいいのかしら…)
いいラケットの条件の定義、ものすごく難しいと思います。
ただ、ある程度上手くなってきたとき、ラケットを打ち比べて大きく差を感じる部分ってありません?
何を敏感に感じ取るかこそ人それぞれですが
コントロールを重視する私の場合、それは、
面安定でもなく
打球感でもなく
振りぬきでもなく
インパクトの感触の良さです。
人によっては「タッチでのコントロールしやすさ」と表現する要素。
それって打球感のことじゃないか、と突っ込まれてしまいそうですが、ちょっと違います。(いや、かなり?)
打球感が硬くカチっとしていても、
インパクトの感触がよいものはありますし、(プロスタッフシリーズなど)
逆に打球感が柔らかくホールドの長いラケットでも、
感触が悪いこともたくさんあります。(バボララケット一般)
一般的に、
ホールドがいいラケット=コントロールしやすい
みたいに考える傾向にありますが、
ホールドの良さに助けてもらえるコントロールの要素は左右(つまりコースの打ち分け)までだと思います。
逆を言えば、ホールドのいいだけのラケットでは、深さ及び高さのコントロールは難しいということです。
プロの世界に目を向けてみると、
バボララケットを使用している選手に、絶妙なコントロールを武器にしている(ようするに上手い…ドロップ、ボレー、ロブ等…)選手はいない気がします。たぶんウェイン・アーサーズぐらい?
逆に上手い選手の使っているラケットは、私の思うインパクトの感触に優れているものが殆どだと思います。フェデラーやグロージャン、ヘンマン、そのほかのダブルスプレーヤー…
最近のラケットは、みなバボラを意識してかホールドのいいものが多いような気がします。(それ自体は大歓迎です。)しかし、実際どんなプレーヤーになりたいのか考えたとき、フェデラーを目指すのにピュアドラを選ぶのはどうかな、と私は思います。
ちなみに私の愛用ラケットはフォルクルのTour10MPです。
フォルクルのラケットはインパクトの感触が全般的にいいと思います。(ひいきの目、とか言われそうですが、実際フォルクルを愛用する理由はこれなんです。)
他のメーカーで言えば、ウィルソン、ヘッド、ダンロップのツアーラケットはこの要素を大事にしている気がします。(ダイアクラスター2.0はいただけませんが…)
みなさんが思う「いいラケットの条件」、是非お聞かせください。
久々にコラムを書いてみました。(明日から中間テストなのにいいのかしら…)
いいラケットの条件の定義、ものすごく難しいと思います。
ただ、ある程度上手くなってきたとき、ラケットを打ち比べて大きく差を感じる部分ってありません?
何を敏感に感じ取るかこそ人それぞれですが
コントロールを重視する私の場合、それは、
面安定でもなく
打球感でもなく
振りぬきでもなく
インパクトの感触の良さです。
人によっては「タッチでのコントロールしやすさ」と表現する要素。
それって打球感のことじゃないか、と突っ込まれてしまいそうですが、ちょっと違います。(いや、かなり?)
打球感が硬くカチっとしていても、
インパクトの感触がよいものはありますし、(プロスタッフシリーズなど)
逆に打球感が柔らかくホールドの長いラケットでも、
感触が悪いこともたくさんあります。(バボララケット一般)
一般的に、
ホールドがいいラケット=コントロールしやすい
みたいに考える傾向にありますが、
ホールドの良さに助けてもらえるコントロールの要素は左右(つまりコースの打ち分け)までだと思います。
逆を言えば、ホールドのいいだけのラケットでは、深さ及び高さのコントロールは難しいということです。
プロの世界に目を向けてみると、
バボララケットを使用している選手に、絶妙なコントロールを武器にしている(ようするに上手い…ドロップ、ボレー、ロブ等…)選手はいない気がします。たぶんウェイン・アーサーズぐらい?
逆に上手い選手の使っているラケットは、私の思うインパクトの感触に優れているものが殆どだと思います。フェデラーやグロージャン、ヘンマン、そのほかのダブルスプレーヤー…
最近のラケットは、みなバボラを意識してかホールドのいいものが多いような気がします。(それ自体は大歓迎です。)しかし、実際どんなプレーヤーになりたいのか考えたとき、フェデラーを目指すのにピュアドラを選ぶのはどうかな、と私は思います。
ちなみに私の愛用ラケットはフォルクルのTour10MPです。
フォルクルのラケットはインパクトの感触が全般的にいいと思います。(ひいきの目、とか言われそうですが、実際フォルクルを愛用する理由はこれなんです。)
他のメーカーで言えば、ウィルソン、ヘッド、ダンロップのツアーラケットはこの要素を大事にしている気がします。(ダイアクラスター2.0はいただけませんが…)
みなさんが思う「いいラケットの条件」、是非お聞かせください。
2006年05月18日
あなたのラケットは硬派?それとも軟派?
「このラケットって上級者向きだよな、すっごく硬くて飛ばないし」(Dunlop M-fil200を手にとって)
よくテニスショップで部活帰りの高校生がテニス談義に花を咲かせているのを見かけます。そして今日はこんな会話を耳にしたので、ちょっと異議を唱えてみようと思います。
上級者向けのラケットは、ある程度軟らかく設計するのがセオリーです。(軟らかい設計にすることで、手応えやホールド感が増し、よりプレーヤーの意思を反映しやすくなるため。また、ラケットが多くしなる分パワーロスが生まれる=飛ばなくなる。)実はそこらのおばさんが使っている厚ラケの方がよっぽど硬いんですよ。
考えてみれば当たり前のことなのに、勘違いする人は多い。予想できる理由はいくつかあります。
1,その人のスイングスピードが遅かった。
あんまりにのんびりしたスイングでは、上級者向けのラケットの長所である手応え・ホールド感を享受することは出来ません。むしろ思ったより飛ばない分、衝撃が多く感じられて、あたかもガットを「硬く」張ったような感覚に陥り、このラケットは「硬い」のだと勘違いした。
2,その人が単にヘタクソだった。
スイートエリアで打てるレベルに達していないのにも関わらず、見栄を張って上級者向けラケットを使ってしまうと、ボールは飛ばないわ、衝撃は来るわ、と、まるで鉄板で打っているような感じを受けると思います。鉄板は硬そう、そう思ったのかラケットを勝手に硬いものだと思ってしまった。
恐らくその高校生は後者ですね。世の中のおば様方は前者なんでしょうか…
こうして単純にラケットの硬度だけを考えると、硬派なラケットは軟派なテニスをする人が使い、軟派なラケットは硬派なテニスをする人が使うという、ちょっとおもしろい現象が見えてきますよね(笑)
今日のうんちく
ポリエステル系ストリングスはその硬さからよく「針金ガット」なんて言われますが、実は昔、本当に針金をストリングとして売り出していた会社があったらしいです。
マニアック度★★★★★
よくテニスショップで部活帰りの高校生がテニス談義に花を咲かせているのを見かけます。そして今日はこんな会話を耳にしたので、ちょっと異議を唱えてみようと思います。
上級者向けのラケットは、ある程度軟らかく設計するのがセオリーです。(軟らかい設計にすることで、手応えやホールド感が増し、よりプレーヤーの意思を反映しやすくなるため。また、ラケットが多くしなる分パワーロスが生まれる=飛ばなくなる。)実はそこらのおばさんが使っている厚ラケの方がよっぽど硬いんですよ。
考えてみれば当たり前のことなのに、勘違いする人は多い。予想できる理由はいくつかあります。
1,その人のスイングスピードが遅かった。
あんまりにのんびりしたスイングでは、上級者向けのラケットの長所である手応え・ホールド感を享受することは出来ません。むしろ思ったより飛ばない分、衝撃が多く感じられて、あたかもガットを「硬く」張ったような感覚に陥り、このラケットは「硬い」のだと勘違いした。
2,その人が単にヘタクソだった。
スイートエリアで打てるレベルに達していないのにも関わらず、見栄を張って上級者向けラケットを使ってしまうと、ボールは飛ばないわ、衝撃は来るわ、と、まるで鉄板で打っているような感じを受けると思います。鉄板は硬そう、そう思ったのかラケットを勝手に硬いものだと思ってしまった。
恐らくその高校生は後者ですね。世の中のおば様方は前者なんでしょうか…
こうして単純にラケットの硬度だけを考えると、硬派なラケットは軟派なテニスをする人が使い、軟派なラケットは硬派なテニスをする人が使うという、ちょっとおもしろい現象が見えてきますよね(笑)
今日のうんちく
ポリエステル系ストリングスはその硬さからよく「針金ガット」なんて言われますが、実は昔、本当に針金をストリングとして売り出していた会社があったらしいです。
マニアック度★★★★★